響きがかっこいい単語、今回のテーマはマグニフィセント・セブン!
この言葉、映画好きの人なら「荒野の七人」という名作を思い浮かべるかもしれませんが、今回はそちらの意味ではなく、投資方面でのマグニフィセント・セブンにフォーカスして紹介します。
マグニフィセント・セブンとは、現代のテクノロジーと株式市場を牽引する、とてつもない影響力を持った7つの巨大企業を指す言葉です。
これらの企業は私たちのスマートフォンやパソコン、日々の暮らしに欠かせないサービスを数多く提供しています。
今回は、マグニフィセント・セブンとは一体何なのか、なぜそれほど注目されているのか、そして投資という観点から見たその特徴について、わかりやすく解説していきます。
「マグニフィセント・セブン」のことば診断
当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して紹介しています。
今回のテーマ「マグニフィセント・セブン」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!
身近さ:3.5(どれくらい身近な世界の話か)
アメリカの巨大ハイテク企業群を指す呼び名で、日本の投資家やニュースで取り上げられることもあります。
普段投資をしていない人にとっては聞き慣れないかもしれませんが、NISAによって投資が一般的になった現在では一般の人でもそれなりに知っている人は多いでしょう。
マグニフィセント・セブンに組み込まれている企業は私達の生活に大きな影響をもたらしています。
レア度:2.5(日常生活での遭遇頻度)
投資や金融ニュースを見ている人には頻出ワードですが、日常会話ではあまり登場しません。経済メディアや証券会社の資料、SNSの投資クラスタでは比較的よく目にする言葉です。
難解度:3.0(言葉の意味理解の難易度)
7つのビッグテック企業をまとめて指す用語という意味だけであればそこまで難しくはありません。
そもそも投資、投資信託、NISAって何?
投資やNISAについて知らない、興味ないかたのためにかるーく解説しておきましょう。
「投資」とは、簡単に言うと、将来の利益を期待してお金を企業などに預けることです。
たとえば、あなたが応援したい会社があるとしましょう。その会社が新しいサービスや製品を開発するために、もっとお金が必要だとします。
そこで、あなたがその会社に「出資」という形でお金を預けます。
会社はそのお金を使って事業を拡大し、もし成功して大きな利益を出したら、その利益の一部を「配当金」という形でお返ししてくれます。
さらに、会社の価値が上がって株価が上昇すれば、最初に預けたお金以上の金額で株を売ることができ、あなたのお金は増えることになるんです。。
これが、株式投資の基本的な仕組みです。企業はあなたのお金で事業を大きくし、あなたは企業の成長からおすそ分けをもらう、という関係なんですね。
そして、「投資信託」とは、たくさんの人から集めたお金を、専門家が代わりに運用してくれる商品です。
たとえば、さまざまな企業の株式や債券など、たくさんの商品に分散して投資してくれます。これによって、一つの会社だけに投資するよりも、リスクを抑えながら、より多くの種類の資産に投資できるのが特徴です。
この投資信託には色々なタイプの株式のセットがあり、特に有名なのがS&P500やオルカン(全世界株式)、マグニフィセント・セブンなんです。
そして「NISA(ニーサ)」とは、この投資で得られた利益にかかる税金がゼロになる、国が用意した特別な制度です。
通常、投資で得た利益(配当金や株を売ったときの利益)には約20%の税金がかかります。しかし、NISAの口座を使えば、その税金がかからないので、より効率的に資産を増やすことができます。
投資信託やNISAは、お金を増やすための手段として、私たちの生活でも身近になりつつあります。
「荒野の七人」が名前の由来? マグニフィセント・セブンとは?
「マグニフィセント・セブン(Magnificent Seven)」という言葉は、1960年の西部劇映画「荒野の七人(The Magnificent Seven)」に由来します。
「荒野の七人」は元々は日本の黒澤明監督による「七人の侍」(1954年)の舞台を西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク映画です。
映画では、7人のガンマンが村を守るために活躍する物語が描かれていますが、現在の投資の世界では、現代の市場を牽引する7つの巨大テクノロジー企業を指す言葉として使われています。
具体的には、以下の7社を指します。
Apple (アップル)
iPhoneやMacなど、私たちの生活に欠かせない製品をつくる企業。
Microsoft (マイクロソフト)
WindowsやOfficeソフト、そして最近ではクラウドサービスで圧倒的な存在感を持つ企業。
Alphabet (アルファベット)
Googleの親会社です。検索サービスやYouTubeなど、誰もが知るサービスを展開しています。
Amazon (アマゾン)
ネット通販だけでなく、クラウドサービスでも世界をリードする企業。
通販サイトとしてしか認識していない方もいると思いますが、世の中のWebサイト、WebシステムはAWSというAmazonが展開しているクラウドサービスが利用されていることが非常に多く、通販以外でも大きな存在感を持っています。
NVIDIA (エヌビディア)
AIの頭脳とも言える半導体(GPU)をつくる企業で、今最も注目されています。
PCでゲームや3D制作をする場合にGPUが搭載されたグラフィックボードが必須です。
最近では高速な処理性能が不可欠であるAIに広く活用されており、ニーズはこれからも上がっていくと言われています。
Tesla (テスラ)
電気自動車の分野をリードし、エネルギー事業にも力を入れています。
Meta (メタ)
FacebookやInstagramを運営し、メタバース事業にも力を入れている企業。
これら7社は、いずれも世界中のテクノロジーとイノベーションを牽引する存在です。
マグニフィセント・セブンはハイリスク・ハイリターン?
投資信託には、S&P500やオルカン(全世界株式)といった、非常に多くの企業に分散して投資するものが人気です。
日本でNISAを活用して長期投資をしている人の殆どがS&P500やオルカンに投資しているでしょう。
S&P500やオルカンは、たくさんの企業に幅広く投資することで、リスクを抑えながら安定したリターンを目指します。たとえ一部の企業が不調でも、他の企業の成長でカバーできるからです。
一方、マグニフィセント・セブンは、たった7つの企業に集中して投資します。
実際の所マグニフィセント・セブンの7社は、S&P500やオルカンにも含まれていますが、その比率はだいぶ薄まっていてごくわずかです。
マグニフィセント・セブンだけに投資するということは、これらの7つの企業に特化して投資するということです。
これは、もし7社が大きく成長すれば、S&P500やオルカンをはるかに上回るリターンが期待できる一方で、もし7社のうちのどれかが不調になれば、大きく資産を減らしてしまうリスクも高くなります。
つまり、マグニフィセント・セブンへの集中投資は、ハイリスク・ハイリターンな投資と言えるでしょう。
特に、2020年以降、AI技術への期待からこれらの企業の株価が急上昇したため、注目度が高まっています。しかし、その分、今後の株価の変動には注意が必要です。
まとめ
今回は、現代の株式市場を牽引する「マグニフィセント・セブン」について解説しました。
「荒野の七人」にちなんで名付けられたこの言葉は、7つの巨大テクノロジー企業の総称です。
彼らは、私たちの生活に深く根ざしたサービスを提供しており、株式市場でも圧倒的な存在感を放っています。
S&P500やオルカンといった広く分散された投資信託とは異なり、マグニフィセント・セブンへの集中投資はハイリスク・ハイリターンな性質を持ちます。
投資の世界でも、それぞれの企業が持つ強みやリスクを理解し、自分の目的に合った投資先を選ぶことが大切ですね!



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