エルサルバドルとは?最強刑務所!コーヒー!ビットコイン!

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響きがかっこいい単語、今回のテーマはエルサルバドル!

中南米の小さな国の名前です。時々話題にニュースやテレビ番組で話題になる国なので、一度は効いたことがある国名かもしれません。

ただ、実際にどんな国なのかを詳しく知っている人は少ないと思います

エルサルバドル、2021年に世界で初めてビットコインを法定通貨として採用して話題になったり、世界でも特に恐ろしいと言われる巨大刑務所があったりと、なかなかインパクトの強い話題の多い国なんです。

「エルサルバドル」のことば診断

当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して、中学生から大人までわかりやすく紹介しています。

今回のテーマ「エルサルバドル」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!

身近さ:2.0(どれくらい身近な世界の話か)

2.0

中米の国なので、ふだんの生活の中で特に身近と感じることは少ないかもしれません。

ただし、コーヒーの産地として知られていたり、時折ニュースで取り上げられることもあり、意外な接点がある国です。

レア度:3.0(日常生活での遭遇頻度)

3.0

日常的に耳にすることはあまりありませんが、国際情勢や経済のニュース、あるいはコーヒーに詳しい人には親しみのある名前かもしれません。

ふとした場面で話題になることもある中堅クラスのワードです。

難解度:1.0(言葉の意味理解の難易度)

1.0

国名であるため、意味そのものに難しさはほとんどありません。

背景まで詳しく知ろうとすれば地理や歴史の知識が必要になります。

エルサルバドルってどんな国?

エルサルバドルは、正式には「エルサルバドル共和国」という中央アメリカに位置する小さな国です。

読み方は「エルサルバドル」で、スペイン語では「El Salvador」と表記します。

国名は「救世主」という意味で、スペイン語で「エル(El)」は英語で言う「THE」と同じで定冠詞、「サルバドル(Salvador)」は「救世主」を意味しています。

一人あたりの国内総生産(GDP)は日本の約10分の1程度の経済規模です。

人口は記事執筆時点で約630万人と、日本の5%ほどととても少なくなっています。

エルサルバドルはどこにある?地理と気候

エルサルバドルは中央アメリカにある国で、太平洋に面しています。

グアテマラとホンジュラスに挟まれた位置にあり、面積は日本の四国程度と非常にコンパクトです。

気候は熱帯性で年中温暖ですが、雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)に分かれています。

山岳地帯も多く、火山活動も活発な地域です。地震やハリケーンなどの災害に度々見舞われており、自然災害に対し脆弱という特徴もあります。

自身は日本ほどの規模ではないにせよ、建造物の耐震基準が日本よりも脆弱なため、過去にも度々大きな被害を受けています。

エルサルバドルとビットコイン

エルサルバドルは2021年9月7日に世界で初めて法定通貨にビットコインを採用して話題になりました。

ビットコインは私達のイメージする通貨である円やドルよりも非常に価値の変動が大きくリスクが大きい資産なので、そんな通貨を国のお金として決めてしまって大丈夫なのかと心配になってしまいますね!

ただし、これは「ビットコインだけ」が法定通貨になったわけではありません。2001年に採用したアメリカドルと並べ、ビットコインを法定通貨として採用したというのが正確な状況で、従来から使われている米ドルも引き続き法定通貨として機能しています。

ビットコインを法定通貨に加えた理由は、海外で働く家族からの送金にかかる手数料の削減や、アメリカに頼りすぎない体制をつくりたいという思惑があったと言われています。

また、世界中から注目を集めて投資や観光を呼び込みたいという狙いもあったようです。

ビットコインは法定通貨としてうまくいってるの?

正直に言うと思うようにはいっていないのが現状のようです。

法定通貨として採用されて1年たっても多くの店舗がビットコインに対応しておらず、名ばかりの法定通貨であるという実態が浮き彫りになっているという状況で、国民の92%はビットコインを使用していないという調査結果もあるそうです。

ビットコインの価格変動の激しさや使い勝手の問題で、国民の多くは従来通り米ドルを使い続けているのが実態のようです。

世界で最も恐ろしい刑務所

エルサルバドルでもう一つ話題になっているのが、「テロリスト拘禁センター(CECOT)」という超巨大刑務所の存在です。

この刑務所は2023年に開設されたもので、収容人数は最大4万人規模。

娯楽や私物の持ち込みは一切禁止され、囚人は一日中監視下に置かれるという、極めて厳しい管理体制の刑務所です。

この刑務所は、長年エルサルバドルを苦しめてきたギャング問題に対処するために建設されたものです。

エルサルバドルはかつては「世界一の殺人率」と呼ばれるほど治安が悪化し、ギャングによる殺人・恐喝・麻薬取引が日常的に横行していました。

こうした状況を一掃するため、ブケレ大統領は非常事態宣言と大規模な摘発作戦を実行し、数万人規模の逮捕を行いました。

この刑務所はその厳格な管理体制と、囚人達の殆どが全身タトゥーだらけである様子から「世界で最も恐ろしい刑務所」とも呼ばれています。

YOUTUBEで「エルサルバドル 刑務所」と検索すれば動画がたくさん出てくるので興味があったら見てみてください。

エルサルバドルはコーヒーの名産地

コーヒー通の中には、産地別のコーヒー豆を取り扱う本格的なコーヒーショップで、エルサルバドル産のコーヒー豆を見かけたことがある人もいるかもしれません。

コロンビア、ブラジル、エチオピアといった世界的に有名な生産国ほどの知名度はないものの、エルサルバドルもスペシャルティコーヒーの産地として根強い人気があります。

特に近年は、品質の高さが評価され、カフェや焙煎所で「シングルオリジン」として提供されることも増えています。

「シングルオリジン」とは、単一の産地で収穫された豆だけを使用したコーヒーのこと。

ブレンドと違って、その土地ならではの個性や風味をダイレクトに味わえるのが魅力です。つまり、その豆の品質や個性が際立っているからこそ、シングルで勝負できるというわけですね。

エルサルバドル産コーヒーの特徴としては、マイルドな酸味とすっきりとした口当たり、そしてバランスのとれた味わいが挙げられます。

火山の恵みを受けた肥沃な土壌と高地の気候によって、繊細でクリーンな風味の豆が育まれているようです。

まとめ

今回は響きがかっこいい単語としてエルサルバドルについて紹介しました。

四国より少し大きいくらいの国土の小さな国でありながら、世界初のビットコイン法定通貨化、世界最恐とも言われる刑務所、高品質なコーヒー生産など、その存在感は国土の大きさに反してなかなかのものでした。

経済的な困難を抱えながらも、新しい挑戦を続けるエルサルバドル。

その国名の通り「救世主」のような解決策を見つけることができるのか、今後の動向にも注目です。

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