響きがかっこいい単語、今回のテーマはドラケンスバーグ山脈!
アフリカにある実在する山脈の名前なのですが、なんだかRPGの舞台になりそうなファンタジーな響きを持つ言葉ですね!
「ドラケンスバーグ」というこの言葉、決して名前負けしない雄大な印象を持つ言葉なんです。
今回は、そんなドラケンスバーグ山脈がどんな場所なのか、なぜこんな不思議な名前がついたのか、そしてその圧倒的なスケールについて、わかりやすく解説していきます。
「ドラケンスバーグ山脈」のことば診断
当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して紹介しています。
今回のテーマである「ドラケンスバーグ山脈」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!
身近さ:2.0(どれくらい身近な世界の話か)
南アフリカの東部に連なる巨大な山脈で、日本で暮らしている限り直接関わることはほとんどありません。
ただし世界遺産に登録されていたり、地理の教科書で一度は見たことはあるはずなので、大抵の人は「どこかで聞いたことはあるかも」という言葉ではないでしょうか。
レア度:4.0(日常生活での遭遇頻度)
日常会話で耳にすることはほぼなく、学校の地理で軽く触れる程度です。
旅行や登山が好きだとしても南アフリカに目を向ける人は少ないので、ニュースや地図で見かける程度でしょう。
難解度:1.0(言葉の意味理解の難易度)
山脈の名前なので特に難しいことはありません
ドラケンスバーグ山脈ってどんな山脈?
ドラケンスバーグ山脈は、アフリカ大陸の最南端、南アフリカ共和国の南東部から、レソト王国にかけて広がる巨大な山脈です。
その長さはなんと、約1,000キロメートル! これは日本の本州を縦断するほどの距離に匹敵します。
標高は高いところで3,000メートルを超え、最高峰であるタバナ・ントレニャナ山は標高3,482メートルにもなります。
これは、日本の富士山(3,776メートル)に近い高さです。
富士山が一つだけそびえているのに対し、ドラケンスバーグ山脈は富士山級の山々が約1,000キロメートルも連なっていると考えると、そのスケールの大きさに驚かされます。
また、ドラケンスバーグ山脈の最大の特徴は、西側と東側で全く異なる表情を見せることです。
西側は比較的なだらかな斜面が続きますが、東側は数百万年にわたる浸食によって、そそり立つような巨大な岩壁や柱のような岩峰が連なっています。この荒々しい風景こそが、ドラケンスバーグ山脈の代名詞とも言えるでしょう。
なぜ「ドラケンスバーグ」という名前なの?
「ドラケンスバーグ」という名前は、アフリカーンス語(南アフリカで使われている言語)で「竜の山」という意味です。
なんとなくドラゴンっぽくて中二心をくすぐるところがありましたが、実際ドラゴンという意味があったんですね!
この名前の由来には、いくつかの説があります。
一つは、この山脈の東側の険しい岩壁が、まるで背中に鋭いトゲを持つ竜の姿に似ていたから、という説。
もう一つは、山脈の頂を覆うように流れ落ちる雲が、まるで竜の吐く息のように見えたから、という説です。
いずれにせよ、昔の人々がこの雄大で威圧感のある山脈を見て、「竜が棲んでいそう!」と想像したことは間違いなさそうです。
英語では「The Dragon’s Mountains」と訳され、まさにその呼び名にふさわしい、荘厳な雰囲気をまとっています。
圧倒的なスケールと歴史を物語る場所

↑の写真がドラケンスバーグ山脈です。アフリカと聞いてイメージする光景と違い自然豊かですね。
ドラケンスバーグ山脈の周辺は、1年を通じて雨や霧が発生するため、アフリカの中では緑が豊かな環境です。一部のエリアでは雪が降ることもあります。
ドラケンスバーグ山脈は、その雄大さだけでなく、地球の歴史を物語る場所でもあります。
この山脈の断崖絶壁は、約1億5000万年前に巨大な火山活動によって形成されました。当時は、南アフリカのこの地域全体が巨大な溶岩に覆われていたのです。そして、その後の長い年月をかけて雨や風による浸食が進み、現在の独特な地形がつくられました。
さらに、この山脈の洞窟や岩壁には、ブッシュマン(サン人)と呼ばれる先住民族が描いた、何千年も前の壁画が数多く残されています。
これらの壁画は、彼らがこの地でどのように暮らしていたのか、どんな動物を狩り、どんな儀式を行っていたのかを今に伝える貴重な史料です。
自然の力と人間の歴史が凝縮された場所、それがドラケンスバーグ山脈なのです。
まとめ
今回は、ファンタジックな雰囲気が漂う言葉、「ドラケンスバーグ山脈」について解説しました。
「竜の山」という名の通りの険しさと壮大なスケールを持つ名前負けしない山脈でした!
その圧倒的な存在感の裏側には、何千万年もの歳月をかけて大地が作り上げてきた、壮大な歴史が隠されているんです!
もし南アフリカを訪れる機会があれば、一度は見ておきたい絶景のひとつですね!



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