ジルコニアとは?鋼よりも硬く、炎にも耐える偽りのダイヤ

響きがカッコいい単語ジルコニアとは科学
この記事は約5分で読めます。

今回のテーマはジルコニア!

宝石やアクセサリーに興味がある人なら一度は聞いたことがあるかもしれません。

「キュービックジルコニア」なんて名前でアクセサリーショップでよく見かける素材ですが、実は歯科治療でも使われている素材なんです。

ダイヤモンドそっくりなのに価格はお手頃な宝石、かたや人によっては口の中に入っているかもしれない。ジルコニアはそんな多機能な素材なんです。

「ジルコニア」のことば診断

当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して、中学生から大人までわかりやすく紹介しています。

今回のテーマ「ジルコニア」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!

身近さ:4.5(どれくらい身近な世界の話か)

4.5

あまり意識されませんが、人工ダイヤやセラミック製品など、意外と私たちの身近なところに使われている素材です。

歯科治療やアクセサリーなどを通じて知らないうちに関わっている人も多いでしょう。

レア度:2.0(日常生活での遭遇頻度)

2.0

ジュエリー売り場や歯科の説明で見聞きすることがあります。

特に人工ダイヤの材料としての「キュービックジルコニア」は比較的知られた存在です。

難解度:2.0(言葉の意味理解の難易度)

2.0

素材の名前なので難しい話ではありません。

「ジルコニア」のレア度

一般常識度:4点

大人なら割と多くの人が聞いたことがあるかも。特に宝石系のアクセサリー好きな人は効いたことあるはず

レア度:2点

アクセサリーショップでは普通に見かける素材ですが、日常会話ではあえてジルコニアという言葉を発することは少ないかも?

マニアック度:2点

宝石や歯科治療の分野では定番ですが、それ以外の場面ではあまり聞かない専門用語といえるでしょう。

ジルコニアって何?

9

ジルコニアとは、二酸化ジルコニウム(ZrO2)という化学物質から作られる人工素材のことです。

正式には「キュービックジルコニア」と呼ばれることが多く、略して「CZ」と表記されることもあります。

読み方は「ジルコニア」で、英語表記は「Zirconia」。元素のジルコニウム(Zirconium)から名前がきているんです。

どんなときに使われる言葉なのか

ジルコニアという言葉が登場するのは、主に二つの場面があります。

一つ目はアクセサリーショップ。見た目はダイヤモンドっぽいけどやたらと安かったり、値段の割大きいダイヤモンド風の宝石がついていたら、それはダイヤモンドではなくキュービックジルコニアかもしれません。

二つ目は歯科治療での場面。「被せ物の素材はジルコニアにしましょうか」なんて歯医者さんから提案されることがあります。この場合は宝石とは違って、セラミックスとしてのジルコニアの話になります。

宝石としてのジルコニア

キュービックジルコニアの価格は本物のダイヤモンドの100分の1~500分の1ほどと言われていて、ダイヤモンドが1カラット100万円ほどするのに対し、キュービックジルコニアは1カラットでも1万円ほどで買えるレベルです。

また、ダイヤモンドの場合は品質による価格の幅がかなり広く、不純物が多く透明度の低いものであれば50万円程度のものがありますが、品質が高いものであれば1カラット300万円なんてこともあり、理想を追い求めるとキリがりません。

対してキュービックジルコニアは人工物であり、不純物や透明度の様な指標自体が無いため、希少性は皆無ですが細かいことを考えずに選べる気軽さがあります。

また、ダイヤモンドは昔から紛争問題や業界ぐるみの価格のつりあげが常態化しており、そういった事に問題性を感じる方も増えているため、あえてダイヤモンドにこだわらないという選択肢もありそうですね。

歯科治療でのジルコニア

ジルコニアは、歯の治療素材として人気が高まってきています。

虫歯治療などで使用される被せ物については、従来のセラミック素材だと耐久力が足りず、銀歯だと溶け出しやすいといったデメリットが有りましたが、ジルコニア性の被せ物は耐久性が高く、本物の歯の見た目に似せやすいというメリットがあります。

ただ、ジルコニアは硬すぎて加工が難しく、かみ合わせる歯の方を削ってしまう事があるなど、デメリットもあるようです。

ジルコニアの特徴

改めてジルコニアの特徴についてもう少し掘り下げてみましょう!

宝石としてのジルコニアの最大の魅力は、なんといってもダイヤモンドそっくりの見た目です。

光の屈折率がダイヤモンドに非常に近く、素人目にはほとんど区別がつかないほどの輝きを放ちます。硬度もモース硬度8.5と高く(ダイヤモンドは10)、普通に使っていれば傷つくことはほとんどありません。

また、人工的に作られるため、天然ダイヤモンドのような内包物(不純物)がなく、非常にクリアで美しい仕上がりになります。カラーバリエーションも豊富で、透明だけでなくピンクやブルーなど様々な色のジルコニアが作られています。

ただし、ダイヤモンドと比べると熱伝導率が低いため、プロが触ればすぐに偽物だとバレてしまうというデメリットもあります。

歯科用途では、金属アレルギーの心配がなく、強度も高いため、奥歯の被せ物にも使えるのが特徴です。

まとめ

今回は響きがかっこいい単語としてジルコニアについて紹介しました。

ダイヤモンドの代替品として開発されたジルコニアは、名前の響きもかっこよければ見た目も美しい、名前負けしない魅力を持った素材でしたね!

アクセサリー選びで迷ったときや、歯科治療での素材選択で悩んだときには、このジルコニアのことを思い出して見てください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました