ブルネイ・ダルサラームとは?石油が支える知られざる「平和の王国」の魅力と課題

響きがカッコいい単語 ブルネイ・ダルサラーム?社会
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響きがかっこいい単語、今回のテーマはブルネイ・ダルサラーム

東南アジアの小さな国です。

一度くらいは名前は聞いたことはあるかもしれませんが、どこにあってどんな国なのか知らない人がほとんどではないでしょうか。

「ブルネイ・ダルサラーム」のことば診断

当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して、中学生から大人までわかりやすく紹介しています。

今回のテーマ「ブルネイ・ダルサラーム」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!

身近さ:2.0(どれくらい身近な世界の話か)

2.0

国の名前として教科書には登場するものの、実際に話題にする機会はあまり多くありません。

東南アジアの国の一つとして知っていても、詳しく知っている人は少ないかもしれません。

レア度:4.0(日常生活での遭遇頻度)

4.0

ニュースや地理の授業を除けば、日常会話で出てくることはほとんどありません。

国名としては実在しますが、話題に上る機会はとても限定的です。

難解度:1.5(言葉の意味理解の難易度)

1.5

国の名前なので特に難しいことはありません

ブルネイ・ダルサラームはどんな国?

ブルネイ・ダルサラーム国は、東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)北部に位置するイスラム教の国です。

正式名称はヌガラ・ブルネイ・ダルサラームで「平和の国ブルネイ」という意味があります。

人口はわずか40万人ほどと少ないですが、天然資源が豊富で、特に石油と天然ガスが国の経済を支えています。

そのおかげで、一人あたりの所得は東南アジアでもトップクラス

病院や教育も無料で受けられるなど、国民に対する福祉も手厚いことで知られています。

政治的には立憲君主制で、スルターン(国王)が強い権限を持っています。

また、国教はイスラム教と定められていて、生活や法律にもイスラム的な価値観が強く反映されています。一方で街は比較的静かで治安も良く、緑が多くのんびりとした雰囲気の国です。

ブルネイ・ダルサラームはどこにある?地理と気候

ブルネイ・ダルサラームは、東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)の北側にあります。

ボルネオ島はインドネシア、マレーシア、そしてブルネイの3か国が領土を持つ大きな島ですが、ブルネイはその中でもごく小さな部分を占めています。

気候は一年を通して高温多湿の熱帯気候で、気温はだいたい30度前後。

日本のように四季はなく、雨季と乾季があるだけです。

海に面し、緑も多く、自然の豊かさを感じられる国で、メジャーな旅行先ではありませんが、観光で訪れても十分に楽しめる国です。

ブルネイ・ダルサラームの観光情報

治安については、東南アジアの中でも非常に良いと言われていて、夜に一人で歩いても比較的安心できると言われています。

やや厳格なイスラム教の国なので、服装やマナー、飲酒に関するルールには配慮が必要です。

代表的な観光地としてはスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクが挙げられます。

Sultan Omar Ali Saifuddien Mosque - Brunei

1958年に完成したブルネイ・ダルサラームを代表するスクの一つです。

金色に輝く純金のドームと白く上品な壁が美しく、周りを湖で囲まれ水辺に浮かんでいるような景観は、まるで一枚の美しい絵画のようですね!

日本からは直行便が出ており、所要約6時間半、時差も1時間と、日本から行きやすいのが魅力です。

ブルネイ・ダルサラームは裕福な国

ブルネイ・ダルサラームは豊富な石油と天然ガスを持つ資源国です。国の経済はその輸出によって支えられており、国民全体がその恩恵を受けています。

人口が約40万人と少ないこともあり、天然資源による利益を比較的手厚く国民に分配できるのが特徴です。

教育費や医療費は基本的に無料。所得税もなく、住宅購入や結婚の際には国からの補助があるなど日本からすると羨ましくなってしまう社会保障がたくさんあります。

ブルネイの国王、ハサナル・ボルキア国王もその財力で知られていて、「世界一裕福な王族」と紹介されることもあります。

前述した金のドームを持つモスクや、2,000以上の部屋がある王宮など、国全体に「豊かさ」が感じられます。

資源が尽きたらどうなる?

ブルネイ・ダルサラームは石油と天然ガスによって潤ってきた国です。国家予算の約9割がこのエネルギー資源に依存していると言われているそうです。

しかし、資源には限りがあります。一部資料では今後15~30年ほどで資源が枯渇してしまう可能性があると指摘されていました。

過去には、同じく資源で大もうけをしたナウル共和国が、リン鉱石の枯渇とともに国家財政が崩壊したという痛ましい前例があります。

資源に依存する経済構造ゆえに、国民は手厚い福祉の恩恵を受けていますが、一方で産業の多角化や労働力育成といった課題も抱えています。

こうした状況から、資源枯渇後の新たな経済構造への移行には、産業の多様化とともに、国民の意識や働き方の変革が大きな課題となるでしょう。

「資源があるうちに次の道を見つけられるか」がブルネイ・ダルサラームの未来への大きなカギとなります。

まとめ

今回は響きがかっこいい単語としてブルネイ・ダルサラームについて紹介しました!

「平和の国」という意味を持つ正式名称の通り、豊かな石油資源に恵まれた平和で裕福な小さな王国でした。

ボルネオ島の一角にひっそりと佇むこの国は、記事内で紹介した金色に輝くモスクの他にも水上集落、熱帯雨林など、東南アジアの魅力がぎゅっと詰まった知られざる楽園です。

直行便で行ける距離にありながら、まだまだ日本人観光客には馴染みの薄いブルネイ・ダルサラーム。

次の海外旅行先として検討してみるのも面白いかもしれませんね!

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