響きがかっこいい単語、今回のテーマは国連難民高等弁務官事務所!
「こくれん なんみん こうとう べんむかん じむしょ」と読むこの長ーい名前の組織、名前の通り国連の一部門として設立されている機関です。
英語ではUnited Nations High Commissioner for Refugeesと呼ばれ、略してUNHCRと呼ばれています。
「国連難民高等弁務官事務所」のことば診断
当サイトでは、響きがかっこよく、知的好奇心をくすぐる珠玉の単語を厳選して、中学生から大人までわかりやすく紹介しています。
今回のテーマ「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)」について、「身近さ」「レア度」「難解度」をそれぞれ診断してみました!
身近さ:3.5(どれくらい身近な世界の話か)
国際ニュースや社会の授業などで一度は目にしたことがある人も多いかもしれません。
難民支援というテーマは私たちの生活に直接は関わりにくいものの、世界で起きている重要な問題のひとつです。
レア度:4.0(日常生活での遭遇頻度)
ニュースや国際的なイベントで見聞きする機会はありますが、日常会話ではあまり登場しません。
難解度:3.0(言葉の意味理解の難易度)
言葉の意味自体は「国連の難民支援機関」として比較的わかりやすいですが、組織の具体的な役割や活動内容、国際的な仕組みを理解しようとすると少し難しく感じるかもしれません。
国連難民高等弁務官事務所って何?
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とは、世界中の難民や避難民を保護・支援する国際機関のことです。
前述の通り、読み方は「こくれんなんみんこうとうべんむかんじむしょ」で、英語の「United Nations High Commissioner for Refugees」を略して「UNHCR」と呼ばれることが多いです。
1950年に設立され、本部はスイスのジュネーブにあります。現在では世界130か国以上で活動を行っています。
弁務官って何?
国連難民高等弁務官事務所の名前に入っている「弁務官」とは何なのでしょうか?
弁務官とは簡単に言うと「ある分野の代表として、公的な権限をもって任務にあたる人」のことです。
つまり「国連難民高等弁務官事務所」は「難民問題に関して国連から特別に任命された最高責任者の組織」という意味になります。
国連難民高等弁務官事務所の役割と活動内容は?
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の最大の使命は、戦争や迫害、自然災害などによって故郷を追われた人々を保護し、再び安全で尊厳ある生活を送れるように支援することです。
難民を保護する
ある日突然戦争や迫害のせいで家を追われた人がいるとします。
UNHCRがまず行うのは、そうした人たちが生き延びるために必要なものを用意すること。
国を逃げたばかりの人たちは食べ物、水、布団、テント、薬など何も持っていないことが多いので、助けが無いと何も持っていない過酷な生活になってしまいます。
そこでUNHCRのスタッフは戦争や迫害が発生した現地に入り、人々を寒さや病気、暴力から守るために国や地域の団体とも連携して支援を始めます。
国連難民高等弁務官事務所の役割は保護だけではない
保護すればそれで終わりとはならないのが難民の難しいところです。
逃げてきた人たちは知り合いもいない、言葉も通じない、お金もない場所で暮らしていかなければならない事もあります。
UNHCRはそうした人々が、その土地や他の国で、新しく生き直していけるようにサポートします。
学校に通えるようにしたり、働くための技術を学べぶ機会をつくったり、家族とはぐれてしまった人を探す手助けをしたりと、希望を失わずに暮らせるよう、支援は続けていくんです。
世界のいろんな場所で
UNHCRの活動は世界中で行われています。最近では、ウクライナからの避難民への支援がニュースで取り上げられました。戦火を逃れて周辺国に避難した人々のために、UNHCRは食料や仮設住宅を届けたり、心のケアを行ったりしています。
中東のシリアでは、内戦が10年以上続く中、何百万人もの人が故郷を追われました。UNHCRは難民キャンプの運営や、水道・電気の整備まで行いながら、何年にもわたって人々の生活を支えています。
まとめ
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、世界中の難民を守る重要な国際機関として、70年以上にわたって活動を続けています。
戦争や迫害から逃れた人々にとって、まさに「最後の砦」とも言える存在です。日本も資金面や人材面で大きく貢献しており、この分野での国際協力は今後ますます重要になっていくでしょう。
普段はあまり意識することのない組織かもしれませんが、世界のどこかで困っている人たちを支えている、とても大切な仕事をしている機関なんです。



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